マフィーの法則

マフィーの法則−幸せとお金を呼び込む

シネマティクス

夢がかなうイメージを、脳裏にしかっり焼きつける

 

「シネマティクス」とは、イメージで自分が望む姿をありありと想像することで、実際の自己像をイメージに近づけるというセルフマネジメント法の一つです。
これは、脳の特徴を科学的に利用した方法です。

 

1994年に欧米の研究グループが「口に出してしゃべらなくても、言葉を考えるとしゃべる筋肉が動く」という報告を学会で行いました。
つまり、科学技術の発展が証明してくれたということは、「イメージを描くと、イメージどおりの行動パターンを再現できる」ということです。

 

人間の脳は現実の出来事と鮮明に描いたイメージとは、区別がつかないのです。

 

不調に陥ったスポーツ選手が、好調時のビデオを取り出して、そのときのフォームを脳裏にしっかりと焼きつけようとするのはそのためです。

 

「ミスタージャイアンツ」と呼ばれた長島茂雄氏は、「バッターボックスに立つときは、いつも自分がホームランを打つシーンをイメージしていた」といいます。
彼がここ一番という場面でパワーを発揮できた秘密は、まさに成功のイメージ化、「シネマティクス」にあったわけです。

 

元柔道金メダリストの古賀稔彦選手は、決勝戦の前に足をケガしてしまいましたが、「ケガをした自分が相手を投げ飛ばし、ガッツポーズをして畳みに倒れこむんだ」と試合前の晩に仲間に嬉しそうに語っていたそうです。
彼は見事に金メダルを勝ち取りました。

 

「シネマティクス」をはじめとするイメージトレーニングの一つとして急速に普及しました。
今ではスポーツ選手だけでなく、ビジネスの現場でも当たり前のトレーニング法として、多くの一流企業で取り入れられています。
最高の売上成績を上げる自動車のセールスマンは、「シネマティクス」を効果的に取り入れ成功を収めています。

 

「シネマティクス」を毎日毎晩ベッドの中で繰り返して習慣化させることにより、脳はそれを現実に起こったことと勘違いするようになります。
そして無意識に成功する行動を起こしているのです。

 

仕事がうまくいかなくてイライラする。
夫婦や友達との関係がうまくいかない―。
人生がうまくいかないのは、運や実力がないからではなく、想像力に問題があるからとも言えます。

 

「シネマティクス」で自分の想像力をプラス思考に変えることによって、悩みは自然に消滅し、良いことがどんどん身の周りで起こり出すでしょう。
成功した自分の姿を繰り返し「シネマティクス」していると、不安や絶望感も少しずつ薄れてきます。

 

いやいや仕事をするのではなく、やりたいからやるようになる。
必ず目標を達成するんだというやる気が、心の奥底からフツフツと湧き上がってくるようになる。
そうなれば、成功を目指し働くことが大きな喜びに変わってくるのです。

 

このテクニックを一般のビジネスマンや主婦の方が応用すれば、仕事や家事がうまく運ぶだけでなく、ストレスの解消にも大いに役立つはずです。

 

マーフィーの言葉3:あなたの理念を視覚化しなさい。絵にすることが、潜在意識にあなたの願望を知らせる最も確実な方法です。

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